シニア初戦Vの紀平梨花、視線はさらに上へ「ここで満足していられない」

[ 2018年9月24日 09:12 ]

フィギュアスケート女子のシニアデビュー戦を勝利で飾った紀平梨花は関西空港で取材に応じた
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 フィギュアスケート女子のオンドレイ・ネペラ杯(ブラチスラバ=スロバキア)で、シニアデビュー戦を勝利で飾った紀平梨花(16=関大KFSC)が24日、帰国先の関西空港で取材に応じた。22日のフリーで、国際大会では浅田真央さん以来となる2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功。まだシーズンが始まったばかりとはいえ、フリー(147・37点)と合計点(218・16点)で、今季のシニア最高得点をマークした。

 幸先いいスタートを切った北京五輪の星は「トリプルアクセル2本(の成功)は、すごくうれしい。ここで満足はしていられない。これを忘れるぐらいにしたい」と更なる上昇を誓った。今大会は体調の合わせ方もうまくいったそうで「練習の状態からすると、あれぐらいできないとやっぱり自分は弱いと思ってしまうような状態だった」と、心身ともに充実していたと振り返った。

 次戦は11月1日に開会式がある西日本選手権(愛知)で、その翌週のグランプリシリーズNHK杯(広島市)にも出場する。

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2018年9月24日のニュース