石川祐希 最高のコンディションでプロ初シーズンへ 目標は「欲を言えばプレーオフ」

[ 2018年9月24日 13:41 ]

イタリアに向け笑顔で出国する石川
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 バレーボール男子日本代表の石川祐希(22=シエナ)が24日、チーム合流のためイタリアへ出発した。成田空港で取材に応じた石川は、プロ選手として迎える初めてのシーズンを前に「2部から上がってきたチームなので1部残留、欲を言えばプレーオフをという目標を達成したい」と抱負を語った。

 これまでは度重なる故障に泣かされてきたが、今季は違う。日本代表でもチームを離れてじっくりとリハビリに取り組み、患部に負担が掛からないトレーニング法などを学び直した。7月の親善試合で昨年9月のワールドグランドチャンピオンズカップ以来となる戦列復帰を果たし、世界選手権まで故障せずに戦い抜いた。「これまでにないくらいコンディションは良いです。状態良くシーズンに入れるのは非常にモチベーションになっています」と“ニューボディ”でイタリアに乗り込む。

 リーグ戦は10月14日に開幕。2部から1部に上がったばかりのシエナにとって、石川には得点源として期待が掛かる。背番号は代表でも背負っている14に決まった。日本男子のエースは「来年はW杯、その次は東京五輪がある。時間は限られているが、海外に出て1シーズン戦うのは良い経験になる。目の前の一本一球を大切にしつつ、先も見据えていきたい」と意気込んでいた。

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2018年9月24日のニュース