Bリーグ開幕戦は日本代表司令塔対決 富樫と篠山が火花散らす

[ 2018年9月24日 19:48 ]

<B.LEAGUE Season TIPOFF Conference>18ー19シーズンへ向けて意気込みを語った(前列左から)名古屋・張本天傑、三河・狩俣昌也、栃木・田臥勇太、千葉・富樫勇樹、大河正明チェアマン、川崎・篠山竜青、A東京・正中岳城、京都・内海慎吾、(後列左から)福岡・山下泰弘、滋賀・伊藤大司、新潟・鵜澤潤、富山・阿部友和、横浜・湊谷安玲久司朱、北海道・多嶋朝飛、大阪・根来新之助、SR渋谷・満原優樹、三猿・田渡修人、秋田・俊野達彦 (撮影・西川祐介)
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 バスケットボールのBリーグは24日、都内で3シーズン目の開幕会見を行った。他の開幕カードに先行して10月4日(木)に開幕戦(船橋アリーナ)を行う千葉と川崎からはともに日本代表の司令塔が出席し、熱い火花を散らせた。

 川崎の篠山竜青(30)は千葉の富樫勇樹(25)の印象を聞かれると「小さい」「髪型が崩れない」と軽いジョークでジャブを放ちつつ「スピードがあるし、千葉に帰るとスコアラーになる」とその攻撃力を警戒した。一方、富樫は篠山について「守備でハッスルするとチームが盛り上がる。コートの中でも外でもカギを握る選手なので気をつけたい」と要注意選手の1人に挙げた。

 リーグ戦中の11月、来年2月にはW杯アジア予選も行われる。リーグ戦は代表メンバー入り懸けたアピールの場。代表の先発ポイントガートの富樫は「いいところをさらに伸ばしていく。得点をアグレッシブに狙っていきたい」と言えば、控えの篠山は「過去2戦はゼロ得点だった。得点力を磨かないと、生き残っていけない」と攻撃面でのアピールを誓った。

 今季のチームのテーマを漢字1文字で表現するコーナーでは、篠山は「新」と書いた。「今季からオーナー会社がDeNAに代わって、とどろきアリーナもユニホームも新たになり、ニック(ファジーカス)も日本国籍を取得した。新たな気持ちで優勝を目指したい」と新生川崎としての初優勝を誓った。

 富樫は「一」と記した。千葉は昨季のチャンピオンシップ・ファイナルでA東京に敗れて2位に終わっており、初の戴冠へ向けて「一番になる。それが全てです」と力強く語った。

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2018年9月24日のニュース