日本初白星、ベルギーに延長勝ち 19歳オコエ、能力示した

[ 2018年9月24日 05:30 ]

バスケットボール 女子W杯 ( 2018年9月23日    スペイン・テネリフェ )

<日本・ベルギー>第1クオーター、シュートを放つオコエ
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 1次リーグC組で世界ランキング13位の日本は同28位のベルギーを延長の末に77―75で破り、初白星(1敗)を挙げた。ベルギーは1勝1敗。日本は22日の第1戦では世界2位のスペインに71―84で敗れた。25日の1次リーグ最終戦ではプエルトリコと対戦する。

 22日のスペイン戦で、最年少の19歳、オコエが上々のデビューを果たした。抜群の速さを生かした1対1の突破に、3点シュートも沈めチーム2番目の11得点。潜在能力の高さを存分に示した。ナイジェリア出身の父と日本人の母の間に生まれ、プロ野球楽天のオコエ瑠偉を兄に持つ。日本のエース渡嘉敷(JX―ENEOS)が不在。ゴール下で体を張れる1メートル81にかかる期待は大きい。「緊張なく思い切りプレーできた。(世界の舞台でも)戦える」と自信をにじませていた。

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