ウッズ 5年ぶり復活V、初日から首位譲らず完勝 PO最終戦ツアー選手権

[ 2018年9月24日 06:57 ]

最終ラウンド、ツアー5季ぶりの優勝を果たし、ガッツポーズするタイガー・ウッズ
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 米男子ゴルフのプレーオフ最終戦、ツアー選手権は23日(日本時間24日)、アトランタのイーストレークGC(パー70)で最終ラウンドが行われ、首位から出たタイガー・ウッズ(42=米国)が2バーディー、3ボギーの71で回り通算11アンダー、2013年のブリヂストン招待以来の優勝を飾った。ツアー通算80勝目。

 2位に3打差をつけてスタートしたウッズは1番ホールでバーディーを奪って通算13アンダーとし、この後はパーを重ねて前半を折り返した。後半は10番でボギー、13番でバーディーを奪ったが15、16番で連続ボギーを叩いた。最後は17、18番をパーにまとめて逃げ切った。

 腰痛など故障に悩まされてきたウッズは今季、本格的にツアー復帰。メジャー第3戦の全英オープンで優勝争いに加わって6位、全米プロでも2位に入っていた。今大会は初日から首位に立ち、第3ラウンドまでに3打差をつけた。3打以上のリードで迎えた過去23度の最終ラウンドは全て逃げ切るという“必勝パターン”に入り、見事に完全優勝を果たした。

 松山英樹(26=LEXUS)は65をマークし4位まで順位を上げた。年間王者は4位に入ったジャスティン・ローズ(38=英国)に決まった。

 ▼ウッズ 精いっぱいやった。難しいコンディションの中、いいプレーができた。今年初めは(勝つことは)とても無理だと思っていた。自分のスイングを見つけ、ついにこの日が来た。

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