昨季全敗のブラウンズは初戦で引き分け　通算連敗は１７でストップも白星はおあずけ

第４ＱにＴＤレシーブをマークしたブラウンズのＷＲゴードン（ＡＰ）
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　ＮＦＬは９日、開幕週の１３試合を行い、昨季１６戦全敗に終わったブラウンズは地元クリーブランドで昨季１３勝３敗のスティーラーズと対戦。７―２１で迎えた第４Ｑに２つのＴＤをマークして追いついて６万７０００人の地元ファンを沸かせた。延長では両軍無得点に終わって引き分けに終わったが、ブラウンズは２０１７年１月１日のスティーラーズ戦（延長で●２４―２７）から続いていた連敗を１７で阻止。ビルズから移籍してきたＱＢタイロッド・テイラー（２９）は４０回のパス試投で１５回の成功に終わったものの、１４―２１で迎えた第４Ｑ残り１分５８秒にはＷＲジョシュ・ゴードン（２７）に１７ヤードの同点ＴＤパスを通して存在感を示した。

　ブラウンズは今ドラフトの全体トップで、昨季に全米大学最優秀選手に贈られるハイズマン賞を受賞したベイカー・メイフィールド（２３）を指名。しかし開幕戦ではベテランのテイラーが土壇場で踏ん張って連敗記録をくい止めた。

　スティーラーズはチームへの合流を拒否しているＲＢレビオン・ベル（２６）を欠いてのシーズン・イン。開幕戦ではベルの代役で２季目のジェームズ・コナー（２３）が３１回のキャリーで１３５ヤード、２ＴＤをランでマークし、レシーブでも５回で５７ヤードを獲得したが、ＱＢベン・ロスリスバーガー（３６）はインターセプトを３度喫するなど精彩を欠いた。