松山、7位に後退も及第点 首位と4打差の射程圏に「チャンスがなくもない」

[ 2018年9月10日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー BMW選手権 第3日 ( 2018年9月8日    ペンシルベニア州アロニミンクGC=7267ヤード、パー70 )

2番でティーショットを放つ松山
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 3位から出た松山英樹(26=LEXUS)は4バーディー、1ボギーの67と伸ばしたが、通算13アンダーの197で7位に後退した。首位とは4打差。ジャスティン・ローズ(38=英国)が64をマークし、通算17アンダーでトップに立った。66で回ったタイガー・ウッズ(42=米国)は12アンダーで11位。第3ラウンドは悪天候のため、約3時間半遅れで実施された。

 前夜からの降雨により、コースコンディションが大幅に変わった中でのラウンド。順位は後退したものの、3アンダーの結果に松山は「まあ、頑張った方だと思います」と及第点をつけた。

 出だしの1番パー4こそティーショットを左に曲げてボギー発進となったが、この日はショットが安定していた。5番パー3で2メートルにつけてバーディー。後半に入ると10、11番パー4でいずれも第2打を2メートル前後に寄せ、連続バーディーを奪った。

 フェアウエーキープ率は、第2ラウンドの64・29%から92・86%まで上昇。松山自身は「下が軟らかくなったのでランが出ない。その分、フェアウエーに行った」と話すが、ショットが良くなっていることに違いはない。最終ラウンドも好調を維持できるかが鍵となる。

 首位とはまだ4打差。「しっかりと伸ばしていけばチャンスがなくもない数字。頑張りたい」と松山。今季初Vを視界に入れていた。

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2018年9月10日のニュース