申ジエ、2位に9打差圧勝V 国内メジャー初のグランドスラム達成に王手

[ 2018年9月10日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 第51回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日 ( 2018年9月9日    富山県射水市 小杉CC=6605ヤード、パー72 )

完全優勝の申ジエはVサインでアテストに向かう(撮影・井垣 忠夫)
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 初日から首位を走る申(シン)ジエ(30=韓国)が強い風雨の中、この日のベストスコア68をマークし、通算16アンダー、272で今大会初優勝した。2位に9打差の圧勝で、国内ツアーは同じく完全優勝を飾った前週のゴルフ5レディースに続く20勝目。国内メジャーは今年5月のワールドレディースに続く3勝目となった。右手首に故障を抱える鈴木愛(24=セールスフォース)は通算2オーバー、26位と調整不足が響いた。

 元世界ランク1位・申ジエが、平均ストロークが74・7541まで落ち込んだ難条件下、別次元のゴルフを展開した。強雨のため1時間3分の中断を挟んで再開した最終18番ではグリーン右ラフから20ヤードのロブショットをピン横30センチにつけてパーセーブ。ただ一人60台を叩き出した。「自分の実力を試すためのゲーム。もっとバーディーが欲しかった」と笑った。韓、米両ツアーに続く日本での女王戴冠へ賞金ランクは首位に。国内メジャー初のグランドスラム達成にも王手をかけた。

▼6位小祝さくら 課題がたくさん見つかった1週間でした。(初日首位発進も決勝ラウンドで失速)

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2018年9月10日のニュース