デンソー 3年ぶり復活の山口が6回1安打投球

[ 2018年9月10日 05:30 ]

<デンソー・Honda>力投で勝利に貢献したデンソー・山口
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 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボール機構主催)は9日、愛知県安城市など3会場で6試合が行われた。デンソーは3年ぶりにケガから復活した山口美紀投手(22)がHondaを6回1安打に抑えて勝利に貢献した。豊田自動織機はタイブレーカーの8回に洲鎌夏子(29)の決勝2点本塁打で後半戦を連勝発進した。

 <デンソー 山口が3年ぶり登板 6回零封6K>ケガから復活した右腕の好投で6勝目を手にした。山口は緩急を織り交ぜながら6回1安打6奪三振、81球の力投。2年前に肩を壊して手術し、「今年に入り、やっとまともに投げられるようになった」と後半戦から先発することを目指し練習してきた。愛知・星城高出身で「地元で勝って良かった。投げられて楽しかった」と白い歯がこぼれた。伊藤良恵監督は「コンディションを整えてきたので今後に期待が持てる」と話していた。

 <Honda 打てず守れず連勝ならず>デンソー投手陣の前に2安打に抑えられ、連勝を逃した。5回1死で芝崎の右前打がこの日初安打。7回2死で佐野が中前打を放ったものの、後が続かなかった。芝崎は「失策が絡んで点を取られては。打てないときには守備からいかないとダメ」と反省した。次節は22日のトヨタ自動車戦。首位撃破へ、「2週間空くのでしっかりと守りから頑張りたい」と前を向いていた。

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