クロンパ、タイ選手3人目のツアー制覇 賞金ランクは一気に2位まで浮上

[ 2018年9月10日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ISPSハンダ・マッチプレー選手権 最終日 ( 2018年9月9日    埼玉県 鳩山CC=7115ヤード、パー72 )

優勝しISPS・半田晴久会長(左)と笑顔のクロンパ(撮影・沢田 明徳)
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 決勝が行われ、地元で今季初優勝を目指した今平周吾(25=フリー)はパットが不調で2&1で敗れた。今季3度目の2位と惜敗が続くが、再び地元・埼玉での大会となる次戦のアジアパシフィックオープン・ダイヤモンド・カップ(20日開幕、武蔵CC笹井C)での雪辱を期した。ツアー5年目のタンヤゴーン・クロンパ(28)がタイ選手として3人目のツアー制覇を果たした。

 ツアー5年目での初優勝が賞金5200万円とあって、クロンパは「今までで一番大きい金額」と白い歯を見せた。3位決定戦で勝ったワナスリチャンと抱き合い「タイの日」に大喜び。前半は1Wの不調をアプローチでカバーした。11番パー4では右の林から第2打をスライスで乗せてバーディー。2アップと突き放した。今季ここまでは日本プロ選手権での12位が最高だったが、この勝利で賞金ランクは一気に2位に浮上。「プレーを磨いてもっと勝ちたい」と語った。

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2018年9月10日のニュース