バッカニアーズのQBフィッツパトリックが圧巻の4TD ランでも1TD 史上2人目の記録を樹立

[ 2018年9月10日 17:02 ]

開幕戦で大活躍を見せたバッカニアーズのQBフィッツパトリック(AP)
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 NBAバッカニアーズのQBでハーバード大出身のライアン・フィッツパトリック(35)が敵地ニューオーリンズ(ルイジアナ州)での開幕戦でNFL史上2人目の珍しい記録を樹立した。

 セインツ戦で先発した同選手は28回のパス試投で21回を成功させ、417ヤードと4TDを獲得。第1QにはランでもTDをマークし、インターセプトは一度も記録しなかった。

 インターセプトを喫することなく400ヤードと4TD以上をマークしてさらにランでもTDを記録したのは、レッドスキンズのQBマーク・リピン(1991年=対ファルコンズ戦)以来、27年ぶり史上2人目。昨季にバッカニアーズと契約したフィッツパトリックは本来、ジェイミス・ウィンストン(24)の控えQBだが、ウィンストンがリーグの規範違反(女性への不適切な行為)で開幕から3試合の出場停止処分を科せられていたために、開幕戦で先発を任されていた。

 バッカニアーズはフィッツパトリックの大活躍で48―40(前半31―24)で勝利。有利と見られていたセインツはベテランQBドリュー・ブリーズ(39)が45回中37回のパスを成功させて439ヤード、3TDを稼いだがホームでの開幕戦は黒星となった。

 なお開幕戦での両軍合計88点は、1947年のイーグルス対レッドスキンズ戦(イーグルスが45―42で勝利)を1点上回る史上最多得点となった。

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