関西大学ラグビーAリーグ 下鴨神社で全8チーム主将が必勝祈願

[ 2018年9月10日 19:00 ]

関西のラグビー発祥の地、下鴨神社内で必勝祈願をする関西協会の坂田好弘会長(中央)とAリーグの主将
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 ムロオ関西大学ラグビーAリーグの記者発表会が10日、京都市の下鴨神社内であり、全8チームの主将と指導者などが参加した。関西のラグビー発祥の地とされ、「第一蹴の地」の石碑が建てられている“聖地”。この石碑の横に建てられた雑太社(さわたしゃ)で必勝祈願をした。

 昨年に続いて、厳かな雰囲気の中で開幕前のイベントを行った。世界殿堂入りをしている関西協会の坂田好弘会長は「何としても関西のチームから日本のトップに立てるように」と願いを込めた。

 夏合宿で東海大、明大に勝利している連覇中の天理大がV候補。初の日本一の期待もかかかる。フッカー島根一磨主将は「日本一と3連覇を達成するために、1試合1試合全力で戦って成長したい」と力を込めた。24日のリーグ開幕日に関大とヤンマーフィールドで対戦する。

 3年ぶりVを目指す同大は、30日に京産大と宝が池球技場で対戦する。昨季6位からの巻き返し、全国での躍進に向けて、CTB山口修平主将は「関西を通じて成長したい」と誓った。バックスにタレントが揃い、攻撃力には定評がある。

 天理大が一歩リードし、それを同大が追う展開が予想される。

 その他の主将のコメントは以下の通り。

 ▼京産大ロック上田克希 日本一を目指している。関西で力を付けたい。

 ▼立命大フランカー古川聖人 攻撃的なディフェンスからリズムをつくることを掲げている。大学選手権ベスト8を目標にして1戦1戦戦いたい。

 ▼関学大フランカー勝川燿 大学選手権ベスト4という目標に向けて、まずはディフェンスとセットプレーを安定させたい。

 ▼関大フッカー西勇樹 去年のリーグ戦で悔しい思いをした。Aリーグに残れている現状に満足せず、ディフェンスから流れに乗りたい。

 ▼近大フッカー竹内嘉章 目標は初の関西制覇。歴史を変えようとここまでトレーニングしてきた。ジャージーも新しくなって、アンダーアーマーのものになった。体育会系クラブは近大ブルーで統一されている。シーズンが終わったときにこのジャージーがかっこうよく見えるようにがんばりたい。

 ▼大体大SO高未来 4年ぶりにAリーグに復帰できた。1番下のチームだと思っている。チャレンジャーの気持ちで、スローガンである“タフチョイス”を実践したい。

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2018年9月10日のニュース