ポセイドンJ48年ぶりV逃す カザフに最終ピリオド逆転負け

[ 2018年9月2日 05:30 ]

ジャカルタ・アジア大会第15日 ( 2018年9月1日 )

第2ピリオド、チーム4点目のゴールを決める足立
Photo By 共同

 水球男子の決勝で日本はカザフスタンに7―8で逆転負けをし、12大会48年ぶり優勝を逃した。

 「前回も銀。歴史を変えるチャンスだったのに、凄く悔しい」。チーム最多3得点の足立は悔やんでも悔やみきれない渋い表情を見せた。約半世紀ぶりの金メダルをつかみかけていたはずだった。第3ピリオド残り4分で7―3と4点差リード。しかし、ここから2連覇中で通算5度の優勝を誇るアジアの雄の反撃を食らう。

 守備陣が巨体ぞろいの重圧にさらされ、「前に出てカット狙うより、引き気味になった」と大川主将。攻撃も沈黙。最終ピリオドは3度もバーやポストに嫌われた。この5大会で4度目の銀メダル。「ポセイドンジャパン」の愛称にふさわしい活躍は東京五輪で見せる。

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2018年9月2日のニュース