大坂なおみ 次戦は闘魂娘サバレンカと20歳対決

[ 2018年9月2日 12:20 ]

テニス全米オープン第6日   アリーナ・サバレンカ 7―5、6―1 ペトラ・クビトバ ( 2018年9月1日    ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

クビトバを下し、力強いガッツポーズを見せるサバレンカ(AP)
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 勢いだけなら大坂を上回る。世界ランキング20位で第26シードのアリーナ・サバレンカ(20=ベラルーシ)が大方の予想を裏切り、第5シードのクビトバを7―5、6―1と圧倒して大坂との4回戦に駒を進めた。「スコアのことは考えず、ファイトし続けることだけ考えていた」。会見でも何度も「ファイト」「ファイト」と口にした“闘魂娘”。1メートル80の隆々とした体つきから放たれるダイナミックなショットで番狂わせを起こした。

 バブリンカのコーチも務めたマグナス・ノーマン氏らのサポートを受け、今季途中からは男子プロのトゥルスノフ(ロシア)をコーチに迎えている。昨年初めてトップ100入りを果たし、世界ランク73位で迎えた今年は飛躍のシーズン。先月のウエスタン・アンド・サザン・オープンで4強入りし、全米前週の大会ではツアー初優勝を飾った。そして初出場の全米で16強入りとノリにノっている。大坂と同じ20歳だが、学年では1つ下の97年生まれ。「彼女はとても攻撃的な選手。強いボールをどんどん打ち込んでくる。私に失うものはない。全力でファイトし続けるだけ」と闘志満々だった。

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2018年9月2日のニュース