「自分の大切なワードが書いてある」錦織圭のメンタル支えるマル秘ノート

[ 2018年9月2日 12:54 ]

テニス全米オープン第6日   錦織圭 6―4、6―4、5―7、6―1 ディエゴ・シュウォーツマン ( 2018年9月1日    ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

シュウォーツマンを下して16強進出を決め、ガッツポーズの錦織(AP)
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 出だしは硬さがあったという錦織だが、試合中に徐々に調子を上げていった。「どんどん前で攻められた。出だしが悪いながらもうまく修正できた」と合格点をつける試合運びだった。

 その修正に一役買ったのがベンチに持ち込んだA5サイズほどの小さなノート。第1セット途中にもさっと目を通す場面があった。「今は特にメンタルがキー。自分の大切ないくつかのワードが書いてある。試合中に忘れがちになるので思い出すようにしている」。

 全米前の大会ではリードを奪いながらも逆転負けする試合が続いた。同じ轍(てつ)を踏まないための小さな取り組み。攻撃的にプレーし続けられたのはマル秘ノートのおかげでもあった。

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2018年9月2日のニュース