錦織吉兆!14年準Vパターン 偶数年に好成績 3回戦はシュウォーツマン

[ 2018年9月2日 05:30 ]

テニス全米オープン第5日 ( 2018年8月31日    ニューヨーク )

3回戦に向けて練習する錦織圭
Photo By スポニチ

 全米オープンの男子シングルス3回戦で、第21シードの錦織圭(28=日清食品)は、日本時間2日の午前6時以降に第13シードのディエゴ・シュウォーツマン(26=アルゼンチン)と対戦する。全米では2年ごとに活躍、準優勝した14年大会の再現のような勝ち上がりで上位進出を狙う。31日の女子シングルス3回戦では、セリーナ・ウィリアムズ(36)がビーナス・ウィリアムズ(38=ともに米国)との姉妹対決を制して16強入りを決めた。

 錦織にも分からないバイオリズムというものがあるのかもしれない。予選に初出場した07年以降、全米では必ず偶数年に好成績を収めてきた。その巡り合わせに従えば今年は当たり年。さらに別の吉兆もある。今大会は1回戦ストレート勝ち、2回戦は第2セットで相手が棄権、3回戦でアルゼンチン選手と対戦する。この流れは準優勝した4年前と全く同じもの。自然と期待は膨らむ。

 1メートル70と小柄で動きの良いシュウォーツマンとは開幕前にも練習を行っており、過去の対戦成績は2戦2勝。錦織の方が低いランキングでの対戦は今回が初めてになる。「力では押してこない。自分がどうにかしないと倒れてくれない相手」と積極的な仕掛けで活路を見いだす。

続きを表示

2018年9月2日のニュース