王者サントリー、劇的逆転白星発進!史上最多3万1332人沸く

[ 2018年9月2日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第1節   サントリー27―25トヨタ自動車 ( 2018年9月1日 )

トヨタ自動車に逆転勝利し、喜ぶサントリーフィフティーン
Photo By 共同

 4試合が行われ、3連覇を狙うサントリーがトヨタ自動車に27―25で劇的逆転勝ちした。ラストプレーで認定トライを奪いリーグ史上最多3万1332人の観衆を集めた今季初戦を制した。

 昨季開幕のトヨタ自動車―ヤマハ発動機の2万7871人を上回る観衆の前で、サントリーが底力を見せつけた。後半48分42秒、日本代表の姫野がシンビン(10分間退場)となった相手スクラムを粉砕して認定トライ。「ボールを前に落としたらノックオンだよと選手には言った」。ミス連発で一時は15点差をつけられてからの逆転勝ちを、沢木監督はジョークで振り返った。

 収穫も多かった。プロップ堀越、WTB尾崎、CTB梶村と3人の新人が開幕スタメンを勝ち取り、堀越が先制トライを挙げるなど期待どおりの活躍。承諾書なしの移籍で1年のブランクをつくったSO田村も前半で負傷退場したギタウの穴を埋めた。帝京大時代のフッカーから転向した堀越は「目指しているのはサンウルブズや日本代表。満足はしていない」と話した。

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2018年9月2日のニュース