羽生連覇、4回転ループ国内初成功で300点超え!4連覇懸かるファイナル進出

[ 2016年11月26日 21:17 ]

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦、NHK杯男子フリー ( 2016年11月26日    札幌・真駒内セキスイハイムアリーナ )

<NHK杯男子フリー>羽生結弦
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯第2日は26日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで男子のフリーが行われ、25日の男子ショートプログラム(SP)で首位に立った羽生結弦(21=ANA)は4回転ループ国内初成功、フリー197・58点、合計301・47点として今季世界最高得点で大会連覇を果たした。羽生は史上初の4連覇が懸かる12月のGPファイナル(仏マルセイユ)進出を決めた。

 今季世界最高の103・89点をマークした前日のSPでは着氷時にバランスを崩した冒頭の4回転ループをフリーでは見事に決め、10月のオータム・クラシックで世界で初めて決めた大技の国内初成功となった。続く4回転サルコーも見事な着氷。後半最初の4回転は転倒するも、最後の4回転トーループは成功した。4回転ジャンプを4つ組み込んだタフなプログラムだったが、ラストまで躍動感あふれる演技を見せた。

 今季シニアデビューした17歳のネーサン・チェン(米国)がフリー180・97点で合計268・91点で2位。田中刑事(22=岡山・倉敷芸術科学大)はフリー167・95点で自己ベストを更新。合計248・44点で3位。初めての表彰台となった。

 日野龍樹(21=中京大)はフリー134・65点、合計207・15点で9位だった。

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月26日のニュース