【羽生と一問一答】4回転4本と3回転半2発「体にきますが自分の武器に」

[ 2016年11月26日 21:49 ]

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦、NHK杯男子フリー ( 2016年11月26日    札幌・真駒内セキスイハイムアリーナ )

<NHK杯男子フリー>300点越えにガッツポーズする羽生
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯第2日は26日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで男子のフリーが行われ、25日のショートプログラム(SP)で首位に立った羽生結弦(21=ANA)は4回転ループ国内初成功、フリー197・58点、合計301・47点として今季世界最高得点で大会連覇を果たした。

 羽生の一問一答は以下の通り。

 ――得点が出たあとにホッとした表情を見せた
 「きょうは非常に緊張していて、昨日のリベンジをしたい気持ちもあって。4回転ループは耐えることができましたが、まだまだ…というか、まだまだだな(笑い)やるべきことがたくさんあるので、次に向けて頑張っていきたい」

 ――演技を終えた直後はSPと同じように“もうちょっと”という表情を見せた
 「冷静に考えたら全然“もうちょっと”じゃなかった。ショートは“もうちょっと”でしたが。(次に向けて)かなり頑張ってきます」

 ――4回転が4本入る大変なプログラム。全体としての感触は?
 「しっかり4回転回りきっての4本は初めてでしたし、その中でも後半にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)2発っていうのは体にもきますが、点数的にも自分の武器になるので、そういう面では良かったと思う」

 ――2日間トータルとしてプログラムをどう振り返るか
 「ジャンプは結構課題がある。フリーはスピン、ステップでまだまだできたなと思ったが、会場が日本だったので温かい雰囲気の中で滑ることができた。」

 ――日本の同学年の3選手が戦った
 「心から嬉しいです。日野選手、もっと来いや~!って思ってます。一緒に戦えて楽しかった。フリーの田中選手の演技が素晴らしかったと皆さんの反応で分かった」

 ――GPファイナルへ向けて
 「ファイナル行けて本当によかった。300点超えを日本でできてよかった。次に向けてしっかり調整しながらファイナルでもいい演技目指して頑張ります」

 ――ファンに向けて一言
 「ショートは自分自身ロックスターになった気分でやらせてもらった。フリーでは自分の滑る喜びとかを皆さんの前で感じることができました。ありがとうございました」

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