錦織 元世界1位ロディック氏と対戦 慈善マッチ敗れるも1万人魅了

[ 2016年11月26日 18:18 ]

東日本大震災復興支援の慈善試合を終え、記念撮影する錦織圭(左)とアンディ・ロディック氏
Photo By 共同

 東日本大震災の復興支援を目的としたテニスの慈善試合が26日、東京・有明コロシアムで行われ、男子で世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が元世界1位のアンディ・ロディック氏(米国)らとエキシビションマッチで対戦し、集まった約1万人の観客を楽しませた。

 今季のツアーを終えたばかりの錦織は8ゲーム先取のシングルスでロディック氏に敗れたが、笑顔でプレー。ダブルスではマイケル・チャン・コーチと組んでロディック氏、ダニエル太郎(エイブル)組と対戦、試合中は冗談を交えたトークでも会場を盛り上げた。女子の大坂なおみ(日清食品)、日比野菜緒(ルルルン)も参加した。

 22日には福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7・4の地震も発生した。錦織は「今もたくさんの方が苦しんでいる。こういう形でサポートできればうれしく思う」と話し、観客に協力を呼び掛けた。イベントは6年連続の開催で、収益金は東北テニス協会に寄付される。

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2016年11月26日のニュース