伊東、日本勢最高18位 葛西24位「楽しくない」

[ 2016年11月27日 03:22 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は26日、フィンランドのルカで個人第2戦(ヒルサイズ=HS142メートル)が行われ、日本勢は伊東大貴(雪印メグミルク)が123・5メートル、127・5メートルの合計236・0点で18位となったのが最高だった。

 44歳の葛西紀明(土屋ホーム)は120・5メートル、117メートルの210・3点で24位、作山憲斗(北野建設)は25位だった。セベリン・フロイント(ドイツ)が290・6点で今季初勝利を挙げ、通算22勝とした。

 上位30人による2回目に進めなかった小林陵侑(土屋ホーム)は36位。竹内択(北野建設)はスーツの規定違反で1回目を飛んだ後に失格となった。

 ▼伊東大貴の話 まだつかみきれておらず、安定感が出てこない。シーズンが始まったばかりで、いいスタートを切らないといけないという気持ちがどこかにあって、落ち着いていない。

 ▼葛西紀明の話 助走路がうまく滑れない。スピードが出ないのが気になって、重心を探しながらになっている。タイミングも遅れている。(良い)結果が出ないとやっぱり楽しくない。

 ▼作山憲斗の話 2回目は順位を上げようと余計な力が入っちゃった。もったいなかった。やっていることは間違ってない。徐々に力はついてきている。この2試合は手応えがある。

 ▼小林陵侑の話 ルカに来ていいジャンプがあまりなかった。悔しい。(2回目に進むのが)一つの壁。そんなに簡単ではないと分かっているので、次に向けてやる。

 ▼竹内択の話 (好飛躍の後に失格となり)残念。順位的にいいところにいけそうだったので悔しい。ただ、調子は意外と悪くない。仕方ないと思うしかない。

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2016年11月26日のニュース