白鵬 日馬スピードに脱帽「ついていけなかった」

[ 2015年11月21日 05:30 ]

日馬富士(後方)に寄り倒しで敗れ、厳しい表情で土俵を後にする白鵬

大相撲九州場所13日目

(11月20日 福岡国際センター)
 1敗で日馬富士に並ばれた白鵬は「速いからついていけなかった」と相手のスピードに脱帽した。この日朝には「勝負に対する執念、辛抱強さは私にないものがある」と1歳年上の横綱を評価。それについて取組後には「左にずれるあの感じだね。頭にありましたけどそれがあるから見ていった」と踏み込み切れなかった立ち合いで執念負けしたことを明かした。

 8日目の妙義龍戦後に右肘と左足首に違和感が生じ、翌日からテーピングやサポーターを巻いて土俵に上がる。休場明けで疲労も隠せない様子だが、14日目の照ノ富士戦と千秋楽の鶴竜戦に向け「勝ち負けどうこうより、もう少し長い相撲を取りたい」と切り替えた。

続きを表示

2015年11月21日のニュース