ウォリアーズ開幕14連勝、ブルズとの競り合い制し最多記録王手

[ 2015年11月21日 17:30 ]

開幕14連勝を飾ったウォリアーズのカリー(左)らはハイタッチで喜ぶ(AP)

 NBAは20日に各地で11試合が行われ、ウォリアーズは地元オークランドでブルズを106―94(前半50―47)で下して開幕14連勝。この日はリードが18回入れ替わり、同点も17回というシーソーゲームだったが、20得点のハリソン・バーンズ(23)が残り1分15秒と41秒に3点シュートを連続で成功させて勝負を決めた。

 前年王者の14戦全勝は58年のセルティクスに続いて史上2チーム目。得点部門でトップ(33・6)に立っているステファン・カリー(27)は27得点をマークした。ウォリアーズは22日のナゲッツ戦に勝つと、48年のキャピトルズと93年のロケッツが達成しているリーグの開幕連勝記録(15)に到達する。

 デリック・ローズ(26)を故障で欠くブルズは8勝4敗。ジミー・バトラー(27)が28得点を挙げたものの土壇場では決め手を欠いた。

 一方、76ersは敵地シャーロットでホーネッツに88―113(前半41―62)で敗れて開幕13連敗。昨季からは23連敗となり、リーグ最長連敗記録(26)にあと3と迫ってきた。ホーネッツは7勝6敗。ホームでは5勝1敗となった。

 トレイルブレイザーズは地元ポートランドでクリッパーズに102―91(前半48―47)で勝って連敗を7で阻止。クリッパーズは6勝6敗でここ5試合で4敗目を喫した。

 プレシーズンで7戦全敗だったマーベリクスは地元ダラスでジャズを102―93(前半56―43)で退け、6連勝で9勝4敗。プレシーズン全敗チームがファイナルを制したケースはないだけに今後の戦いに注目が集まってきそうだ。ジャズは6勝6敗。ゴードン・ヘイワード(25)が22得点を稼いだものの勝機をつかめなかった。

 ペリカンズは地元ニューオーリンズで6連勝中だったスパーズを104―90(前半48―41)で下して2勝11敗。ライアン・アンダーソン(27)が30得点、アンソニー・デービス(22)が20得点18リバウンドを挙げて連敗を5でくい止めた。西地区サウスウエスト首位のスパーズは9勝3敗。同ディビジョン2位のマーベリクスとのゲーム差は0・5となった。

 <その他の結果>セルティクス(7勝5敗)120―95ネッツ(2勝11敗)、ピストンズ(7勝5敗)96―86ティンバーウルブス(5勝8敗)、グリズリーズ(7勝6敗)96―84ロケッツ(5勝8敗)、ニックス(7勝6敗)93―90サンダー(7勝6敗)、サンズ(7勝5敗)114―107ナゲッツ(6勝7敗)、ラプターズ(8勝6敗)―レイカーズ(2勝10敗)

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