クリズニコフ初の33秒台 男子500、世界新記録で開幕3連勝

[ 2015年11月21日 07:46 ]

スピードスケートの男子500メートルで33秒98の世界新記録をマークし、喜ぶパベル・クリズニコフ

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)第2戦は20日、米ソルトレークシティーで開幕し、男子500メートルでパベル・クリズニコフ(ロシア)が史上初の33秒台となる33秒98の世界新記録で開幕3連勝を飾った。

 21歳のクリズニコフはドーピング違反による2年間の出場停止処分から明けた昨季にW杯で8勝と躍進。15日に行われた今季W杯開幕戦の2レース目で世界記録の34秒00をマークしていた。

 加藤条治は34秒52で9位、羽賀亮平(ともに日本電産サンキョー)は12位、及川佑(大和ハウス)は16位だった。

 女子500メートルの小平奈緒(相沢病院)は37秒50で7位。張虹(中国)が36秒56で勝ち、辻麻希(開西病院)は10位、神谷衣理那(高堂建設)は12位だった。

 女子5000メートルは押切美沙紀(富士急)が7分1秒93で6位に入り、高木美帆(日体大)は8位。男子1500メートルの小田卓朗(早大)が格下のBクラスで日本歴代2位の1分45秒11をマークし1位となった。

 ▼ベル・クリズニコフの話 最初に33秒台を出す選手になろうと高いモチベーションで練習してきた。氷の状態も良かったので、少しでも速く滑ろうと思った。(共同)

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2015年11月21日のニュース