琴奨菊が左すね痛め休場 大砂嵐、豊ノ島も相次ぎ

[ 2015年11月21日 09:30 ]

 大相撲の東大関琴奨菊(31)=本名菊次一弘、福岡県出身、佐渡ケ嶽部屋=が九州場所14日目の21日、休場した。勝ち越しを決めた13日目の関脇妙義龍戦で左すねを痛め「左前脛骨筋挫傷で約1カ月間の安静加療を要する見込み」との診断書を日本相撲協会に提出した。

 琴奨菊の休場は2013年九州場所以来で4度目。14日目に対戦が組まれていた大関稀勢の里は不戦勝。

 西前頭筆頭の大砂嵐(23)=本名アブデルラフマン・シャーラン、エジプト出身、大嶽部屋=も休場した。13日目の関脇栃煌山戦で負傷し「左膝内側半月板損傷で2週間の安静加療を要す」との診断書を出した。休場は3場所ぶり5度目となる。14日目の対戦相手、逸ノ城は不戦勝。

 東前頭3枚目の豊ノ島(32)=本名梶原大樹、高知県出身、時津風部屋=も休場。13日目の小結栃ノ心戦で左足裏を痛めた。休場は7場所ぶり5度目。14日目に対戦予定だった松鳳山は不戦勝。

 今場所の十両以上の休場者は、再出場した十両阿武咲を含めて5人となった。

続きを表示

2015年11月21日のニュース