白鵬が連敗!1敗キープの日馬富士リード 優勝争いは千秋楽へ

[ 2015年11月21日 18:03 ]

<大相撲九州場所14日目>照ノ富士(左)に寄り切りで敗れる白鵬

 大相撲九州場所14日目は21日、福岡国際センターで行われた。1敗で並ぶ横綱・白鵬と横綱・日馬富士の優勝争いに注目が集まったが、白鵬は大関・照ノ富士にまさかの敗戦で連敗。日馬富士は鶴竜に勝利し、優勝争いから一歩リード。22日の千秋楽では、白鵬が鶴竜と、日馬富士は大関・稀勢の里と対戦する。

 前日に全勝の白鵬を下し、トップに並んだ日馬富士。この日は鶴竜を押し出しで退け、1敗をキープ。結びの一番を控える白鵬にプレッシャーをかけた。

 対する白鵬は大関・照ノ富士との一戦。負けられない一戦だったが攻め手を欠き、最後は寄り切られて痛い1敗を喫した。

 琴奨菊と稀勢の里の大関対決は、琴奨菊の休場により稀勢の里が不戦勝。カド番の大関・豪栄道は小結・嘉風に押し倒しで敗れ、星を7勝7敗の五分に。一方の嘉風は8勝6敗とし、三役となって初の勝ち越しを決めた。

 2敗の松鳳山は豊ノ島の休場により不戦勝、日馬富士と星の差1つで千秋楽を迎える。

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