被災地へ送る初戦白星 釜石SWの戦い始まる

[ 2011年9月11日 19:29 ]

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県釜石市に本拠地を置くラグビーのクラブチーム、釜石シーウェイブス(SW)が11日、東京・秩父宮ラグビー場でトップリーグの下部にあたるトップイーストの公式戦に臨んだ。今季初戦は41―0と日野自動車に圧勝し、震災から半年の節目に被災地へ白星を送り届けた。

 ミスをしても何度も前を向き続けた。トライが取り切れないとスタンドから「釜石」コールが沸き起こる。後押しされるように6トライを挙げると、名物の大漁旗が大きく振られた。

 震災後は復興支援に取り組み、全体練習を再開したのは5月。試合前の黙とうで佐伯悠主将(26)の脳裏に、半年間のことや津波の光景が浮かんだ。「大変な思いをした。それでもやってきたという気持ちがある」。激しいプレーで苦悩の日々を振り払った。

 この日は岩手からもファンが駆け付けた。試合後に選手がスタンドに駆け寄って互いに拍手を送り合い、万歳三唱が起こった。震災後にスポンサー企業も12社から17社に増加。復興の象徴としてトップリーグ昇格を目指す釜石SWの戦いが始まった。

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