ナダル 4年連続ベスト4入り!連覇へ死角なし

[ 2011年9月11日 06:00 ]

男子シングルス準々決勝でアンディ・ロディックを破り、4強入りを決めたラファエル・ナダル

全米オープンテニス第11日

(9月9日 ニューヨーク=ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 男子シングルス準々決勝で2連覇を目指す第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が03年優勝のアンディ・ロディック(米国)に6―2、6―1、6―3で快勝し、4年連続のベスト4入りを決めた。第4シードのアンディ・マリー(英国)はジョン・イスナー(米国)に7―5、6―4、3―6、7―6で勝ち、3年ぶりに4強入りした。準決勝はナダル―A・マリー、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)―ロジャー・フェデラー(スイス)の顔合わせとなった。

 連覇を狙うナダルが03年優勝のロディックに圧勝した。いきなり相手サーブを鋭いパッシングショットでブレークして勢いづき、サービスゲームは一度も落とさず1時間53分でストレート勝ち。「4大大会の準々決勝で試合を早く終わらせようなんて思わないよ。いいスタートが切れたのが良かった」と笑った。準決勝は4大大会3大会連続でA・マリーと当たる。これまで12勝4敗だが、08年の全米で敗れるなどハードコートで4敗だけに「厳しい試合になる」と気を引き締めた。

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2011年9月11日のニュース