「八百長」報じたライター 勝訴確定の協会を提訴

[ 2011年3月4日 19:20 ]

 元横綱朝青龍らの八百長疑惑を報じた「週刊現代」の記事をめぐる名誉毀損訴訟で敗訴が確定したノンフィクションライター武田頼政さんが4日、虚偽の事実を主張し勝訴したとして、日本相撲協会に1千万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 武田さん側は、今年2月の「八百長メール」発覚が新証拠につながると判断し、新たな訴えを起こした。

 武田さんとともに東京・霞が関の司法記者クラブで会見した代理人弁護士は「長年にわたる八百長を知りながら放置してきた協会が、訴訟で虚偽主張したために、本来あり得ない判決が出た。再審請求はせず、新たな訴訟で立証したい」と述べた。

 訴状によると、週刊現代は2007年2月3日号から同17日号まで3週にわたり「横綱朝青龍の八百長を告発する」などの見出しで特集記事を掲載した。

 この月に協会や元朝青龍ら当時の幕内力士らは、武田さんと発行元の講談社側に損害賠償や記事取り消し広告の掲載を求め提訴。昨年10月の最高裁判決で、協会への660万円を含む約4千万円の支払いを命じる二審判決が確定した。

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