加藤7位…1レースを残して総合2位後退

[ 2011年3月4日 23:50 ]

男子500メートルで7位だった加藤条治

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)最終戦は4日、オランダのヘーレンフェインで開幕し、男子500メートルの加藤条治(日本電産サンキョー)は35秒26で今季最低の7位に終わり、6日の1レースを残して種目別総合優勝争いでトップから2位に後退した。

 35秒03で勝った李康?(韓国)がW杯得点740でトップに浮上し、加藤は655点となった。加藤は6日のレースで優勝しても、李康?が6位以下にならなければ逆転できない。
 日本勢は太田明生(JR北海道)が35秒24で6位に入ったのが最高で、長島圭一郎(日本電産サンキョー)は35秒29で8位。及川佑(大和ハウス)は35秒32の9位、羽賀亮平(日大)は35秒34で10位だった。
 女子1500メートルはイレイン・ブスト(オランダ)が1分56秒35で制し、16歳の高木美帆(北海道・帯広南商高)は2分0秒46で14位だった。

 ▽加藤条治の話 ショックは大きい。(2月半ばの)国内大会に出たのが失敗だったか…。体の切れは戻ったが、最後まで持たなかった。(6日のレースで)相手もそうミスはしないが、自分は優勝するしかない

 ▽高木美帆の話 2分は切りたいところ。でも同じ会場であった昨年11月のW杯より記録は良かった。駄目なりに頑張った、という感じ。(共同)

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2011年3月4日のニュース