愛子帰国 スイス合宿で“感覚戻した”

[ 2008年10月26日 06:00 ]

 フリースタイルスキー・モーグル女子で昨季W杯総合女王に輝いた上村愛子(28=北野建設)が25日、約2週間のスイス合宿を終えて成田空港に帰国した。

 標高3400メートルにあるツェルマットの全長300メートルの難コースで練習を重ね「コーチには“(W杯で5勝を挙げた)去年の滑りができてきている”と言われた」と手応えをつかんだ。ただ、今季は始動が6月と遅かっただけに「感覚を戻すための合宿」とまだまだ調整段階であると説明した。
 それでも、エアについては「モチベーションが上がれば、今持っているものより難度の高い技にも挑戦してみたい」と意欲を見せた。今後、約1カ月半は国内で調整。12月上旬からフィンランドで最終合宿を行い、W杯初戦(12月18日開幕・フランス)に臨む。

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2008年10月26日のニュース