母校でビッグ対談 朝原、太田あの瞬間を語る

[ 2008年10月26日 16:05 ]

 北京五輪四百メートルリレー銅メダリスト朝原宣治(36)と、フェンシング男子フルーレ銀メダリスト太田雄貴(22)が26日、母校の同志社大(京都市)で対談し、学生や市民約600人を前に五輪の重圧や歓喜の瞬間について語り合った。

 朝原がメダル獲得を決めたゴールの直後、バトンを高く放り投げた場面について「喜びとプレッシャーがごちゃごちゃになってはじけ飛んだ」と語ると、太田さんは「きょうならメダルを取れる、と思った。運ではなく実力で勝った感じ」と振り返った。
 太田は指導者を目指す朝原に「答えではなく、ヒントを与えて考えさせるコーチになってほしい」。朝原はロンドン五輪を目指す太田に「息の長い選手になって、競技を通して成長することを楽しんで」とエールを送った。

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2008年10月26日のニュース