遼くん 17位浮上も“納得できない”

[ 2008年10月26日 06:00 ]

石川遼(左)は同組の尾崎将司と笑顔でラウンド

 【男子ゴルフツアー ブリヂストン・オープン第3日】好スコアにも石川は浮かない顔だった。10番でのボギー発進から巻き返して7バーディー、2ボギーの67。順位は17位まで上昇した。しかし「いいプレーをしてる感触はなかった。自分としては納得できるプレーではなかった」とラウンドを振り返った。1Wのスイングの乱れを反省材料に挙げ「試合に気持ちが入りすぎるとリズムが合わなくなる。ダウンスイングで体が上下動して崩れてしまった」と首をふった。

 5月の中日クラウンズ以来となるジャンボ尾崎との同組も満喫しきれなかった様子だが「ドライバーのスイングやウエッジの打ち方はやっぱり参考になる」と“師匠”のプレーは目に焼きつけた。最終日は自身初の2試合連続トップ10入りが目標。「もう一回新しい気持ちで臨みたい」と表情を引き締めていた。

 <ジャンボ認めた「いい青年だよ」>ジャンボ尾崎は同組で回った石川について「きょうの遼は良かったり悪かったり。パットが良かったみたいだな。でもまあ、信念の強さと心意気を持ったいい青年だよ」と話した。ジャンボ自身は2バーディー、2ボギーの72とスコアを伸ばせず、通算1アンダーの49位。「新しい1Wを試してみたけど、思ったより球がつかまらなかった」と首をひねっていた。

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2008年10月26日のニュース