独走!立命大が3連覇/全日本大学女子駅伝

[ 2008年10月26日 16:26 ]

 陸上の全日本大学女子駅伝は26日、宮城陸上競技場から仙台市役所前までの6区間、38・6キロのコースに26チームが参加して行われ、立命大が2時間6分53秒で3連覇を達成し、大会最多となる5度目の優勝を遂げた。

 上位は昨年と同じで2位が2時間8分8秒で仏教大、3位は名城大。以下、東農大、玉川大、京産大と続いた。
 立命大は1区で7位と出遅れたが、3区でエースの小島一恵が区間新の力走で4位から2位へ浮上。4区の沼田未知が仏教大を抜いてトップに立つと、5区の田中華絵まで3連続区間新の走りで独走態勢を築き、快勝した。

 3連覇達成に立命大の井元監督は「予想通りの展開だった」と満足そうに目尻を下げた。
 6区間のうち4区間に1年生を起用する布陣。その1年生の岩川が1区で7位と出遅れたが、最長区間の3区(9・1キロ)でエースの小島が「成長した姿を見せられた」と区間新の力走で4位から2位へ押し上げ、1年生の4区沼田、5区田中も連続区間新。「1年生の走りに不安もあった」という同監督だが「すごいやつらだと思う」と頭を下げた。
 全国から有力選手が集まり、上級生を脅かすチーム内の競争が強さの礎となる。3年前に名城大に3連覇を阻まれた4年生のアンカー、松永は「最後の全日本で1年の時の悔しさを晴らせた」と感慨深そうに話した。

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2008年10月26日のニュース