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スペイン・エンリケ監督、PK戦用の選手投入も裏目「私の責任」「いい教訓になることを願う」

[ 2022年12月7日 10:33 ]

FIFA W杯カタール大会決勝T1回戦   スペイン0ー0(PK0―3)モロッコ ( 2022年12月6日    エデュケーションシティー競技場 )

<モロッコ・スペイン>PK戦に敗れMFブスケツ(右)を労うスペイン代表エンリケ監督(AP)
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 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦、1次リーグE組2位スペイン代表は同F組1位モロッコ代表と対戦。0―0のまま延長戦でも決着つかず。突入したPK戦では3人連続失敗により0―3で落とし、2大会連続の16強敗退となった。

 スペインは“苦手”とするPK戦でまたも敗れ、W杯でのPK戦成績は1勝4敗に。データ分析会社「オプタ」によるとW杯のPK戦で4敗した国はスペインが初となり、不名誉なワースト記録を更新。さらにPK戦で一人も得点を挙げられなかったのは、06年ドイツ大会のスイスに続き2カ国目となったもようだ。試合では延長後半終了前に“PK要員”としてFWサラビアを投入するも、1人目として登場したFWサラビアがポストに当ててしまい失敗。不名誉な3人連続失敗を呼ぶ結果に終わった。

 エンリケ監督は試合後「(PKキッカーの)最初の3人は私が選んだ。私の責任」とコメント。「相手守備のレベルが高かった。試合を支配して好機をつくった。勝ちに値する試合だったと思う。選手の努力に感謝したい。いい教訓になることを願う」と振り返った。

<スペイン代表W杯PK戦成績>
86年メキシコ大会 準々決勝ベルギー戦(●4―5)
02年日韓大会 決勝T1回戦アイルランド戦(〇3―2)
02年日韓大会 準々決勝韓国戦(●3―5)
18年ロシア大会 決勝T1回戦ロシア戦(●3―4)
22年カタール大会 決勝T1回戦モロッコ戦(●0―3)

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