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日本代表 中国下しB組2位を死守!伊東純也が最終予選3戦連発で史上4人目の快挙達成

[ 2022年1月27日 20:50 ]

カタールW杯アジア最終予選B組   日本―中国 ( 2022年1月27日    埼玉 )

<日本・中国>後半、追加点を決め喜ぶ伊東(右から3人目)ら日本代表イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 男子サッカー日本代表は27日、W杯カタール大会アジア最終予選B組第7戦で中国代表に2―0で勝利。DF吉田麻也(33=サンプドリア)とDF冨安健洋(23=アーセナル)の不動のセンターバック(CB)コンビ不在のなか迎えたホーム2連戦の初戦を制し、W杯切符獲得圏内となる同組2位を死守。MF伊東純也(28=ゲンク)が史上4人目となる同予選3試合連続ゴールを記録するなど2得点に絡む活躍を見せ、2月1日のサウジアラビア戦(埼スタ)へ向け弾みをつけた。

 日本は前回の第6戦オマーン戦(〇1―0)からはスタメン4人を変更。同予選で初めて不動のCBコンビ・吉田と冨安の2人を欠くなか、4バックの中央には元川崎FチームメートでもあるDF谷口とDF板倉を起用。右サイドバックにはDF酒井宏が復帰し、左サイドバックには引き続きDF長友が起用。中盤は引き続きMF遠藤航とMF田中碧が起用され、オマーン戦では出場停止だったMF守田がスタメン復帰。前線は右からMF伊東、FW大迫、MF南野の並びとなった。

 試合は前半11分、相手DFラインの裏へ走り込んだMF伊東がクロスボールを入れると、相手DFの腕に当たってPKを獲得。このチャンスをFW大迫が確実に決め先制点。大迫にとって昨年9月の中国戦以来となる同予選2点目のゴールとなった。

 しかし、その後はボールを支配するもMF南野のシュートがゴール前で相手DFにブロックされるなど、攻め続けるもなかなか追加点が奪えないまま前半が終了。後半12分にはFW大迫に決定機が到来。右サイドを崩し、MF伊東からのグラウンダーの折り返しをゴール前に走り込みダイレクトで合わせるもボールは大きく枠の上へと外れた。

 この直後に森保監督はFW大迫とDF長友を下げ、FW前田とDF中山を投入。すると3分後、DF中山が左サイドから正確なクロスボールを蹴り、走り込んだMF伊東が頭で合わせゴールイン。重苦しいムードを払しょくする一撃が決まった。

 伊東はこれで史上4人目となる最終予選3試合連続ゴールを達成。94年予選の三浦知良、98年予選での呂比須ワグナーという偉大な先輩に肩を並べた。次のサウジアラビア戦(2月1日、埼スタ)では、前回18年予選のMF原口元気に並ぶ最終予選史上最多4試合連続ゴールへ期待がかかる。

 日本は2―0のまま逃げ切って勝ち点3を獲得。同予選5勝2敗の勝ち点15に伸ばし、B組2位を死守。3位オーストラリアはベトナムに4―0と大勝したため、勝ち点1差のまま第8戦を迎えることになった。

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