なでしこ・岩渕　完全復活で「違い」生む！首位通過へ27日、韓国と全勝対決

韓国戦に向けた練習で、笑顔を見せる岩渕（左）（C）JFA/PR
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　FIFAランキング13位の女子日本代表「なでしこジャパン」は27日、女子アジア杯1次リーグC組1位の座を懸けて1次リーグ最終戦でFIFAランク18位の韓国との全勝対決に臨む。得失点差で上回る日本は勝つか、引き分ければ同組1位で突破。1位突破ならば準々決勝でグループAまたはBの3位との対戦だが、2位の場合はB組首位のFIFAランク11位のオーストラリアと当たる可能性が高い。準決勝進出でW杯出場権獲得となるため、日韓戦は重要な一戦となる。

　絶対的エースが戻ってきた。新型コロナウイルス陽性判定を受けて1、2試合目を欠場したFW岩渕は24日朝のPCR検査で陰性が確認され、25日からチーム練習に合流。「7日間ずっと部屋にいて、復帰して“微妙だな”と思ったのが正直な気持ち」としながら「自分に求められているのはゴール。自分らしく積極的に仕掛けて違いを生み出したい」と意気込んだ。

　AFCが定めた岩渕の隔離期間は終えているが、チームとして独自の“バブル内バブル”を実施している。食事はタイミングをずらし、移動は別の車を用意し、万全な感染対策を敷く。「完全体なでしこジャパン」で勝利をつかみ取る。