デンマーク代表MFエリクセンがピッチ上で心肺蘇生措置を受けて救急搬送 フィンランドが大会初勝利

[ 2021年6月13日 10:26 ]

欧州選手権1次リーグB組   フィンランド1―0デンマーク ( 2021年6月12日    コペンハーゲン )

ピッチで倒れたデンマーク代表MFエリクセン(AP)
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 デンマークのMFエリクセンが前半43分に突然倒れ、ピッチ上で心肺蘇生処置を受けるアクシデントがあった。病院へ搬送される前には意識を取り戻して命に別条はなく、試合は約2時間後に再開。UEFAは翌13日への先送りも打診したが、エリクセンが試合を続けるよう願っていると伝え聞き、両チームが再開に合意した。デンマークは後半15分に失点して0―1で黒星発進となったが、マン・オブ・ザ・マッチにはエリクセンが選ばれた。

 デンマークのカスパー・ユルマン監督は中断中に選手がロッカー室で団結して互いを支え合うことを確認したことを明かし「こんな状況で互いを思いやることができる選手たちを最高に誇りに思う」と指摘。「人生で最も大切なものが何であるかを改めて思い知らされた。友人が命を懸けて戦っている姿を見た後にこのレベルでプレーできないことは理解できる」と語った。

 初出場の大会初戦でフィンランドに初勝利をもたらす決勝点を挙げたFWポーヤンパロは「まずエリクセンの家族や友人が安心でいられるよう祈り、全てうまくいくことを願っている」とデンマークを気遣うと同時にアクシデントが場内の結束を強めた点を指摘。「サッカーが人々を団結させ、両チームのファンが彼の名を叫んでいる姿は素晴らしかった」と振り返った。

 29歳のエリクセンは代表通算100試合以上に出場している司令塔で10年W杯の日本戦にも出場。アヤックスからトットナムを経てインテル・ミラノに加入し、今季のセリエA制覇に貢献した。

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