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カズがJ1最年長出場 指揮官「チームのために献身的にプレーしてくれた」

[ 2020年9月23日 21:35 ]

明治安田生命J1第18節   横浜FC2―3川崎F ( 2020年9月23日    等々力 )

<川崎F・横浜FC>後半11分、交代した三浦は下平監督とこぶしを合わせる(撮影・篠原岳夫)
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 明治安田生命J1リーグ第18節が23日に行われ、横浜FCはアウェーで首位の川崎Fと対戦。FW三浦知良が53歳6カ月28日で先発出場し、中山雅史(現J3沼津)のJ1最年長出場記録(45歳2カ月1日)を更新した。試合は小林、佐藤が得点を挙げるも2―3で敗れた。

 カズのリーグ戦出場は今季初で、07年12月1日の浦和戦以来4680日ぶり。守勢に回ってボールに触る機会が少なかったが、相手CKの場面ではゴール前で身体を貼ってプレーするなど、チームを鼓舞した。後半11分に斉藤と交代するまでプレー。94年ジーコ(鹿島)の41歳3カ月12日の記録を上回るJ1最年長ゴールはならなかったが、交代時には敵地川崎Fのサポーターから拍手が送られる場面もあった。

 試合後、下平隆宏監督(48)は「欲を言えば、最後追いついて勝ち点1をとれればよかったが、前半から粘り強く戦って、最後はもう少しで同点というところまで追い詰めた。選手がよく頑張ってくれた」と選手をねぎらった。

 先発起用したカズについては「チームのために献身的にプレーしてくれたし、何度かゴール前にいい形で入っていくこともできていた。もうちょっとチャンスを作ることができたらチームとしても良かったと思うが、十分以上の働きをしてくれたと思う」とコメントした。

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