川崎F もう14人目弾!20歳FW宮代のV弾で逆転3連勝

[ 2020年9月10日 05:30 ]

明治安田生命J1第15節   川崎F3―2神戸 ( 2020年9月9日    等々力 )

後半40分、宮代がJ1初ゴールを決めガッツポーズ(撮影・篠原岳夫)
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 明治安田生命J1は各地で9試合が行われ、首位の川崎Fが神戸との接戦を3―2と逆転でものにし、3連勝で勝ち点を41に伸ばした。終盤に追い付き、FW宮代大聖(20)のJ1初ゴールで勝ち越した。鹿島は4連勝。この試合からは観客の手拍子応援が解禁され、サポーターからの“後押し”を受けたホームチームは9試合7勝2分けだった。

 20歳の宮代が大仕事をやってのけた。1―2の後半21分から途中出場し、同点で迎えた後半40分だ。右サイドを駆け上がり、脇坂のパスを最後は右足で豪快に叩き込んだ。2日のルヴァン杯・神戸戦に続く出場2試合連発で、J1では初得点。殊勲の背番号20は「小さい頃から等々力で決めるのが夢でした!」と興奮気味に振り返った。

 川崎Fアカデミーが生んだ期待の大砲だ。入団したU―12チームからめきめき頭角を現すと、中学3年時には飛び級でU―18チーム入り。18年4月にはクラブ史上初めて高校生でプロ契約と階段を駆け上がった。日本代表にも各年代で選出され17年U―17W杯1次リーグのホンジュラス戦、同フランス戦でゴール。19年U―20W杯でも自身の誕生日だったメキシコ戦で、2得点の活躍を見せた。

 武器は両足から繰り出されるパワフルなシュートだ。昨夏には出場機会を求めてJ2山口に期限付き移籍。9月28日の福岡戦でプロ入り初得点をマークするなど成長して復帰した。2日のルヴァン杯の神戸戦ではJ1チーム相手に待望の初得点。それでも5日の横浜戦はベンチ外で、この日は「出たら絶対に結果を出す」という強い気持ちでピッチに立ち結果に結びつけた。

 今季リーグ戦でゴールを決めたのは14人目。シーズン13人だった昨季を16試合目で上回った。一時、逆転される苦しい展開だったが、この日から解禁されたサポーターの手拍子も背中を押した。「チームの勝利に貢献できてうれしい」と宮代。若き大砲が自慢の右足でチームを救った。

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2020年9月10日のニュース