メッシが視覚障がい者のQOL向上支援へ オーカムテクノロジーアンバサダー就任

[ 2020年9月10日 14:24 ]

オーカムテクノロジーズグローバルアンバサダーに就任したリオネル・メッシ
Photo By 提供写真

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が日本時間の10日、目の不自由な方のための人工知能(AI)を搭載した視覚支援デバイスを製造するオーカムテクノロジーズのグローバルアンバサダーに就任したことが発表された。メッシが福祉関連のアンバサダーに就いたのは初めて。

 アンバサダーに就任したメッシは「世界中から集まった、視覚障がいを抱えながらも前向きに行動する素晴らしい方々に出会えたときは、まさに夢のような感動的な瞬間でした。アンバサダーとして、目の不自由な多くの方々の人生に変化をもたらすことができることを誇りに思います」とコメントした。

 同時に「オーカム ドリームチーム」の発足が発表。視覚障がい者のクオリティ・オブ・ライフの向上を支援していく。ブラインドサッカー日本代表の加藤健人(34=アクサ生命保険、埼玉T.Wings)もメンバーとして参加した。

 今年2月にはスペイン・バルセロナで、とあるサプライズが行われた。加藤は「最初はバルセロナに行くことしか知らされてなくて、何をするのかも分からなかった」と振り返り、世界中から集まった視覚障がい者十数名とともにオーカム社の製品を直接受け取った。その場で使用すると、目の前に立っていた人物の顔を判別。「リオネル・メッシ」と読み上げられ、対面に感動する人々の様子が映像で公開された。

 加藤は高校から遺伝性のレーベル病で視力が低下し、現在は光が感じられる程度の全盲。19歳からブラインドサッカーに出会い、07年から日本代表として活躍し、東京パラリンピックでのメダル獲得を目指している。「世界一と言っていい有名なサッカー選手でオーラがすごかった。ブラサカ選手としての活動を積み重ねてきたからメッシに会えたと思う。やってきてよかったし、いつかボールを蹴り合ってみたい」と思いを巡らせた。

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