サッカー天皇杯、再々編危機…コロナ禍で混乱「第100回記念大会」来年度“仕切り直し”!?

[ 2020年3月29日 05:30 ]

天皇杯杯初制覇に喜びを爆発させる神戸イレブン(撮影・大塚 徹)
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 第100回を迎える今季のサッカー天皇杯が新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会方式を再々編する可能性が28日、出てきた。5月23、24日には1回戦が行われる予定だが、依然としてコロナ禍は終息が見えず、都道府県代表を決める大会が軒並み中断中。このままでは代表決定が間に合わない危機にある。

 複数の関係者によれば、既に「勝ち残っているチームで抽選をやって決める」案、「無観客で代表決定戦を開催する」案、「今年はJクラブだけで開催する」案なども出ているという。天皇杯はJリーグ勢に加え、47都道府県代表なども出場する大規模トーナメント。だが現在はJFL、地域、都道府県リーグも延期が続き、日程の再編に苦慮している。天皇杯は6月10日にJ2勢も登場する2回戦を予定。1回戦の日程がずれれば、全体への影響は避けられない。

 日本協会では24日までに4回戦までの日程を再編。Jリーグの大幅な中断を受け、J1勢は4回戦(8月19日)から登場する新日程を発表したが、早くも「再々編」の危機を迎えた。関係者によれば「100回の記念大会。きちんとした形で」と来年度の仕切り直しを望む声もあり、伝統の大会も厳しい局面に立たされている。

 ▽天皇杯全日本選手権 J1、J2全クラブと47都道府県代表などが参加して、一発勝負のトーナメント方式で日本一を競うオープン大会。5月に1回戦が行われ、元日に決勝が予定されている。1921年に第1回大会が開催され、今回が100回目。毎年のようにジャイアントキリングが起こることで注目されている。昨年度は神戸が優勝した。

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