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DF北本久仁衛が現役引退 “ピカッとスリー”で話題に 古巣・神戸の開幕戦前にセレモニー実施

[ 2020年2月19日 15:43 ]

 J1の神戸は19日、2018年シーズンまで神戸ひと筋に19年間プレーしたDF北本久仁衛(38)が2019年シーズン限りで現役を引退すると発表した。横浜FCと対戦する今月23日の今季開幕戦で引退セレモニーを行う。

 奈良県奈良市出身の北本は奈良育英高から2000年に神戸入りし、2018年に契約満了により退団するまで神戸ひと筋に19年間プレー。2003年には当時同僚だったDF土屋征夫(45=東京23FC監督)に影響を受けてスキンヘッドにし、土屋、シジクレイで組んだ3バックが「ピカッとスリー」と呼ばれて話題になった。

 2013年には1月のメディカルチェックで肋骨に腫瘍が見つかり、3月に手術を受けるも半年で復帰。神戸との契約満了に伴い2019年2月にはタイ3部のシモークFCへ完全移籍したが、翌3月に給料未払い問題でタイサッカー協会からクラブが資格停止処分を受け、6月には同じタイ3部のチャムチュリ・ユナイテッドに移籍していた。Jリーグでの通算成績はJ1が341試合11得点、J2が53試合5得点だった。

 23日の引退セレモニーは午後4時キックオフの試合に先立ち、同3時からピッチ上で行われる予定となっている。

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2020年2月19日のニュース