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昨季JリーグMVP仲川、豪州王者から圧巻2発もサラリ「まだまだ点取れる」

[ 2020年2月19日 22:10 ]

ACL1次リーグH組第2節   横浜4―0シドニーFC ( 2020年2月19日    日産ス )

<横浜・シドニーFC>前半、自身1得点目のゴールを決めオナイウ阿道(右)らと喜ぶ横浜・仲川(右から2人目)(撮影・西海健太郎)
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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は19日、1次リーグ第2節が各地で行われ、昨季J1王者でH組の横浜はホームの日産スタジアムでオーストラリア王者のシドニーFCと対戦。今季加入したFWオナイウ阿道(24)と昨季JリーグMVPに輝いたFW仲川輝人(27)の日本代表コンビがそれぞれ2ゴールを挙げて4―0と圧勝し、開幕2連勝を飾った。

 仲川は右サイドからのカットインでオナイウが前半12分にマークした先制ゴールの起点となり、同31分には右足ループで追加点。わずか2分後の前半33分にも即座に左足で2点目を決めてホーム初戦の快勝に大きく貢献した。

 「前半から多くのチャンスを作れてましたし、アド(オナイウ)が幸先良く先制点を取ってくれたので、その流れで自分も点を取れたと思います」と落ち着いた表情で振り返った昨季J1得点王&MVP。1点目の鮮やかなループ弾を「崩しだったり、自分のシュートまでの形とか…落ち着いてたんでキーパーもよく見えてましたし、うまく入ったかなと思います」と振り返ると、2点目については「ブンちゃん(ティーラトン)のスルーパスで決まったのかなと思いますし、あそこで冷静にキーパー見てファーサイドに流し込めたので良かったかなと思います」と話した。

 日本勢がACL1次リーグで開幕2連勝を飾るのは決勝トーナメント進出が16チームとなった2009年以降、2009年のG大阪、2010年の鹿島、2013年の柏、2017年の浦和に続いて3年ぶり。過去4チームはいずれも決勝トーナメント進出を決めており、この日同じく開幕2連勝した神戸とともに1次リーグの突破率は100%となったが「まだまだ点取れると思いますし、これから勝ち点積み上げて、まずは予選(1次リーグ)を突破することを第一にチーム一丸となって頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

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