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神戸FWビジャ、ラストリーグ戦で惜別PK弾…家族と抱き合って喜ぶ

[ 2019年12月7日 16:10 ]

明治安田生命J1最終節   神戸4―1磐田 ( 2019年12月7日    ノエスタ )

<神戸・磐田>ビジャ(左)の引退セレモニーに登場し、ユニホームをプレゼントするイニエスタ(撮影・後藤 大輝)
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 今季限りでの引退を表明している元スペイン代表FWダビド・ビジャ(38)が現役最後のリーグ戦でゴールを決めた。

 7日、ホームの磐田戦に先発出場。「リーグ戦最後の一戦で勝利を飾り、最高の週にできれば」」と意気込んでいた背番号7は、1―1で迎えた後半30分、PKを左隅に決めた。スタンドの最前列で観戦していた家族のもとへ駆けよって、抱き合って歓喜。チーム全員から祝福された。

 その3分後にも得点に絡んだ。ポドルスキとの連携からシュートを放ち、GKが弾いたこぼれ球をポドルスキが押し込んだ。後半38分に交代する際には、ホームのサポーターからスタンディングオベーションで送り出された。

 試合はポドルスキのハットトリックなどで4―1と快勝。スペイン代表で歴代最多59ゴールを挙げた名手はリーグ戦ラストを最高の形で飾り「みんなにとって良い形でリーグを終えることが大事だった。勝利できて本当に喜んでいる。ファンはいつも応援してくれているし、PKを決める助けにもなってくれた。チームの勝利に貢献することができてよかった」と笑顔を浮かべた。

 神戸は21日に天皇杯準決勝(ノエスタ)で清水と対戦。「(決勝まで)2試合を戦いたい。次はホームの重要な試合が待っている。いったん休んでから(準決勝へ)集中していきたい」と語った。

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