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村井チェアマン 横浜優勝を祝福「攻撃的なサッカーは、他チームを圧倒する迫力でした」

[ 2019年12月7日 18:26 ]

明治安田生命J1最終節   横浜3―0FC東京 ( 2019年12月7日    日産ス )

<横浜・FC東京>サポーターの手に渡された優勝シャーレが掲げられ、サポーターも選手もバンザイ(撮影・篠原岳夫)
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 横浜が2位・FC東京との直接対決を3―0で制し、2連覇した2003、2004年以来15年ぶり4度目の優勝を決めた。

 この結果を受け、Jリーグの村井満チェアマン(60)は以下の通りコメントを発表している。

 横浜F・マリノスの皆さま、2019明治安田生命J1リーグ優勝おめでとうございます。

 序盤戦こそ勢いに乗れなかったものの、第32節でついに首位の座をつかみ、最後は11試合負けなし、7連勝という快進撃で優勝の栄冠に輝きました。就任2年目のアンジェ・ポステコグルー監督のもとで繰り広げられたJ1最多得点を誇る攻撃的なサッカーは、他チームを圧倒する迫力でした。残留争いを強いられた昨シーズンは、雌伏の時だったのでしょう。追う立場から追われる立場になっても自分たちのスタイルを貫き、どの試合でもスタンドを沸かせてくれました。

 伝統ある横浜F・マリノスですが、ファン・サポーターとの距離を縮め、さらに多くの方々にクラブを好きになってもらうための新たな取り組みにも熱心で、他クラブの手本にもなっています。「沸騰プロジェクト」や、順位表とメッセージが毎節手書きで更新される駅の広告も、大きなインパクトがあり話題を呼びました。ピッチ内外での前向きなチャレンジが、2004年以来の王座奪還を後押ししたのだと思います。

 タイトルホルダーとして臨む来シーズンも、人々を魅了するサッカーを披露し、国内外でさらなる高みを目指し突き進んでください。

 最後に、2019明治安田生命J1リーグは大変多くのお客さまにご観戦いただき、盛況のうちに幕を閉じました。入場者数は630万人を超えてJリーグ史上最多を記録し、1試合平均入場者数もついに2万人の大台を突破しました。素晴らしい戦いを披露してくれた全ての選手、クラブ関係者、それを支えていただいたファン・サポーターと地域の皆さまに心より感謝申し上げます。

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2019年12月7日のニュース