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湘南 痛恨ドローでプレーオフへ 鳥栖と勝ち点で並ぶも得失点差に泣き16位

[ 2019年12月7日 16:02 ]

松本と引き分け、肩を落とす湘南イレブン
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは7日、各地で今季最終戦となる第34節の9試合が行われ、前節16位の湘南は既にJ2降格が決まっている松本と1―1で引き分けて、勝ち点は36。勝てば自力でJ1残留だった一戦に勝利することはできず、J1参入プレーオフ(PO)決定戦へ回ることになった。

 湘南は前半を0―0で試合を折り返すと、後半40分にFW野田隆之介(31)の左足で先制。しかし同45分に同点に追いつかれ、その後も勝ち越しのネットを揺らすことはできずに痛恨のドロー。鳥栖が清水に敗れて勝ち点36で湘南と並んだが、得失点差で鳥栖が2点を上回り、湘南の16位が確定した。

 湘南は今季、札幌との開幕戦に勝利してスタートするもシーズン序盤から苦しい展開。5月26日の神戸戦からは5連敗を喫した。また、チョウ貴裁(チョウキジェ)監督(50)の 選手やスタッフに対するパワハラ問題も発覚し、8月から指導を自粛。浮嶋敏監督(52)が代わって指揮を執るも11月23日の第32節・FC東京戦まで10試合勝ち星は遠のくなど流れを変えることはできなかった。

 最終戦までJ1参入POに回る可能性のあった名古屋、浦和、鳥栖、清水のJ1残留が確定。湘南は14日に、徳島(J2・4位)と山形(J2・6位)の勝者と対戦する。

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