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湘南・浮嶋監督 プレーオフに気持ち切り替え「しっかり勝って残留を決めたい」

[ 2019年12月7日 16:30 ]

湘南・浮嶋監督
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 明治安田生命J1リーグは7日、各地で今季最終戦となる第34節の9試合が行われ、前節16位の湘南は既にJ2降格が決まっている松本と1―1で引き分けて、勝ち点は36。勝てば自力でJ1残留だった一戦に勝利することはできず、勝ち点36で並んだ鳥栖に得失点差で下回り、J1参入プレーオフ(PO)決定戦へ回ることになった。

 試合後、浮嶋敏監督(52)は「結果としては残念だけど、選手はアウェーの中でよく頑張った」と試合を総括。後半40分に途中出場のFW野田隆之介(31)の左足で先制ゴールを奪ったが「1つ点を取らなければいけないという場面で一番点の取れる確率の高い選手を投入した」と采配を振り返った。

 しかし同45分に同点に追いつかれ、そのまま痛恨のドロー。「残り5分、リードしての戦いが課題」と反省を口にした。

 湘南は今季、シーズン序盤から苦しい展開。チョウ貴裁(チョウキジェ)監督(50)の 選手やスタッフに対するパワハラ問題も発覚し、途中から指揮を執った、浮嶋監督は「いろんなことがあって、苦しんできたシーズン」と回顧した。

 それでも指揮官は「まだ1つ(J1参入POが)あるので、しっかり勝って残留を決めたい。しっかり次のゲームに向けて気持ちを切り替えてやりたい」と前を向いた。湘南は14日に、徳島(J2・4位)と山形(J2・6位)の勝者と対戦する。

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2019年12月7日のニュース