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横浜が15年ぶりJ1制覇!今季初首位浮上から3戦で頂点、賞金3億円獲得 FC東京無念…初Vならず

[ 2019年12月7日 15:56 ]

明治安田生命J1最終節   横浜3―0FC東京 ( 2019年12月7日    日産ス )

<横浜・FC東京>前半44分、チーム2点目のゴールを決める横浜・エリキ(右から2人目)(撮影・大塚 徹)
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 明治安田生命J1リーグは7日、今季最終戦となる第34節の9試合が各地で行われ、オーストラリア人のポステコグルー監督率いる横浜が2位・FC東京との直接対決を3―0で制して優勝を決めた。横浜の優勝は岡田武史監督(現FC今治オーナー)時代に2連覇した2003、2004年以来15年ぶり4度目。昨季12位からの大躍進で、優勝賞金3億円を獲得した。Jリーグ史上最多を更新する6万3854人という大観衆の前で決めた優勝だった。

 敗れても3点差までなら優勝が決定するという優位な状況で迎えた今季ラストマッチ。横浜は前半26分にタイ代表DFティーラトンの8試合ぶり今季3得点目となるゴールで先制すると、前半終了間際の44分には8月に加入したFWエリキが加入から12試合で8得点目となる決定的な2点目を挙げた。後半19分にはペナルティーエリア外でFC東京のFW永井を倒したGK朴一圭(パク・イルギュ)が一発退場となり10対11の数的不利となったが、同32分にはアカデミー(育成部門)出身のMF遠藤が3点目を決めた。

 横浜は8月17日のC大阪戦(日産ス)で敗れたのを最後に11戦負けなしの7連勝フィニッシュ。樋口靖洋監督(現J2琉球監督)時代の2013年には勝てば優勝決定という状態から2連敗を喫して広島に優勝を譲り、ポステコグルー監督就任1年目の昨季は序盤に残留争いを経験するなど12位に終わったが、鹿島の8回に続いて単独2位となる4度目の優勝となった。

 また、日本代表に初選出されたFW仲川とMFマルコス・ジュニオールがともに15点を挙げて優勝に貢献、得点王を分け合った。

 初のリーグ優勝を目指したFC東京は逆転優勝には4点差での勝利が必要だったが、前半2失点で勝負あり。今季34節中22節で首位をキープしながら11月23日の前々節で首位を陥落。代わって今季初の首位に浮上した横浜に優勝をさらわれた。2位のFC東京には賞金1億2000万円が贈られる。

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