本田“沈黙の2日前”解禁 ハリル監督指名で異例の取材対応

[ 2015年6月10日 05:32 ]

川島(右)と競り合う本田

日本代表合宿

(6月9日 横浜市内)
 11日の親善試合イラク戦(日産ス)と16日のW杯ロシア大会アジア2次予選のシンガポール戦(埼玉)を戦う日本代表が9日、横浜市内で非公開練習を行った。これまで、原則として試合2日前からは報道陣に口を開かなかったFW本田圭佑(28)だが、バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が導入したメディア対応方法により取材に応じた。これまでのルーティンを崩されたエースだが、イラク戦の必勝を誓った。
【代表日程 日本代表メンバー】

 試合2日前なのに本田がしゃべった。金髪のエースが取材エリアに姿を現すと、報道陣の質問に丁寧に答えた。これまでは集中力を高めるため試合前々日から“沈黙の儀式”を貫いてきた。しかし、今合宿から指揮官が新メディア対応法を導入。取材日が決められるため、ルーティンを崩すことになった。

 それでも「僕みたいに自己責任で判断できる人ばかりじゃない。(できない人に)合わせないと。ポジティブに監督の決断を捉えたい。試合へのアプローチは変わるけど、みんながやってるほど験を担ぐ方でもない」と、これまでも“逆境”を好物としてきた男は意に介さなかった。

 ただ、ルーティンが崩れた影響は試合が終わるまで分からない。イラク戦に向けて「できるだけたくさん点を取ればいいという問題でもないが、トライしていきたい」と大量得点での勝利を目指す決意を示した。1月のアジア杯では1―0で辛勝だった相手だが、ホームで圧倒する考えだ。

 FKでの得点も狙う。ハリルホジッチ監督は「ここ数年ほとんど入っていない」と酷評しており、8日の練習でも、原口、清武らとともに直接指導を受けた。「責任は感じているし、大舞台では(FKの得点が)重要。こういう試合からこだわっていきたい」と意気込んだ。大量得点はなるのか。FKは決まるのか。新たなルーティンを強いられた“しゃべる本田”。11日の日産スタジアムでベールを脱ぐ。

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